しまねMICE推進協議会 >> 設立趣意書

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 近年における、日本の国際化の波は首都圏だけに留まらず地方にも押し寄せ、地方都市や観光地においても外国からの旅行客は増加傾向を示しています。
グローバル化へ向け時代が変化する中、現状維持という保守的な考え方では地域における人の交流は徐々に減っていき衰退の一途をたどるのみでしょう。
30年後の島根をよりよい方向へ導く為に、いつか、ではなく今、我々がこういった変化に対応する意識の改革と行動を示す時です。


 幸い島根県は企業立地計画やソフト系ICT産業の振興と言った、変化への第一歩を既に踏み出しています。
こうした取組を島根ならではのものづくりで生かし、イノベーションのきっかけを作ることで、地域経済と産業の発展を促し、安心で安全な未来を築いて参りたいと思います。


 その為には、人の動きなくして地域経済と産業の発展はあり得ません。
人と人とが交流し繋がることが出来るまちづくりをする為には、観光客だけでなく、民間企業のビジネストラベルにも目を向ける必要があります。


 そのキーワードとなるのが「MICE」です。
「MICE」とはMeeting(企業等の会議)、
Incentive Travel(企業等の報奨・研修旅行)、
Convention(国際機関・団体、学会などが行う国際会議)、
Event/Exhibition(イベント、展示会・見本市)、
といったビジネス客が多数来訪する分野の総称で、国土交通省 観光庁では2010年をJapan MICE Yearと定め、インバウンド旅行者の将来的な目標値を3000万と掲げ、MICE全般の振興を積極的に取り組む方針が出されました。
こうした取組の結果2010年の訪日外国人は861万人と過去最多を記録しています。


 MICEの定義からすると島根県内企業でのビジネスミーティングや研修旅行もMICE、松江市における国際会議
RubyWorld ConferenceもMICEの対象です。
島根においてMICEを積極的に開催し、一つ一つの内容を醸成していく事が、ビジネスシーンにおける新たな人の交流の場を創造し、地元経済と産業を活性化するという新しい文化を生み出すきっかけとなります。


 また、ICTならではの時と場所を限定しない情報力を用いて観光客やMICE客をもてなし、MICEの実績を数値化する事で、島根らしさを強調した地産地消の新しいビジネスモデルを構築する事が出来ます。
さらに「Ruby」といった島根にとって優位性のある技術も大いに活用できます。


 「しまねMICE推進協議会」は、人と人とが交流し地元経済と産業を活性化する仕組みを「MICE」と「ICT」というキーワードで
作り上げ、産学官が一体となって運営していくことで次の世代に託していける地域貢献の組織を目指します。

 以上、ここに宣言し「しまねMICE推進協議会」の設立趣意といたします。

平成23年5月25日

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